花粉症による皮膚炎などの治療を行います。
当院では、内服薬などでの治療を行っております。
毎年花粉症の症状にお悩みの方、皮膚のかゆみや湿疹などの症状がございましたらお気軽にご相談ください。
スギ花粉症 (Cedar pollinosis) について
- 鼻症状(100%):鼻汁、鼻閉
- 眼症状(98%):眼球充血、結膜充血
- 咽頭症状(48%)
- 喘息症状(30%)
- 耳症状(20%)
- 胃腸症状(5%)
- 皮膚症状
スギ花粉皮膚炎について
スギ花粉抗原による空気伝搬性接触皮膚炎
典型的なスギ花粉皮膚炎の臨床
- 春先、秋(11,12月)に生じ、他の季節には発症しないこと。
- 顔、眼囲、頚部などの露出部位に発症しやすい。
- 典型的な接触アレルギーとは異なり丘疹、水疱などの混じた多彩な湿疹病変は形成しない。
- 一見蕁麻疹様の浮腫性の紅斑が初発疹。
- 紅斑の赤みは強い。
スギ花粉皮膚炎の治療と予防
- スギ花粉症に準じた治療:抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬(非鎮静性第2世代抗ヒスタミン薬)
- 局所の炎症:ステロイド外用薬(medium程度)で治療、タクロリムス水和物軟膏(小児用)
- スキンケア:外出後は頭、顔をシャワーで洗う。洗った後ワセリンなどの保湿剤でスキンケア
- 帽子、マスク、マフラー等でスギ花粉が直接皮膚に接触することを予防。